地裁ミスで保釈3日遅れ…国、7万円支払いで和解 大阪
朝日新聞2015年1月6日(火)00:56
事案
大阪地裁のミスで保釈が3日遅れた40代の男性(覚醒剤取締法違反罪で有罪確定)が国に損害賠償を求めて地裁に提訴した事案。男性は昨年5月に逮捕され、起訴後の6月12日に地裁が保釈を決めた。男性側は翌13日に保釈保証金を納めたものの、地裁内の連絡ミスで検事に納付完了が伝えられず、弁護人が気づいた同16日まで保釈されなかったと訴えていた。
結果
先月25日付で和解した。男性の代理人弁護士によると、国が7万円を支払うという。小佐田潔・地裁所長は「再発防止に努めたい」との談話を出した。