事 案 |
原告は、横浜市中区の電気設計業者「N工学」。判決によると、松下は2007年5月、防犯カメラ約1万台などを工学社に発注する手書きの「仮発注書」を出したが、数日後にキャンセルした。発注を一方的に取り消されたとして、下請け企業が松下電工(現パナソニック)に約4600万円の損害賠償を求めた訴訟 |
結 果 |
パナソニックに約260万円の支払いを命じる判決を言い渡した。 |
理 由 |
仮発注書について「暫定的な書面で、契約締結とは言えない」としながらも「契約締結に強い期待を抱かせ」、キャンセルは「信義則上の注意義務違反がある」として、工学社が準備のために取引先から購入した機器代など、部分的な支払いを命じた。 |
出 典 |
朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/national/update/1212/TKY201212120605.html |
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