事 案 |
男性は1980年代の強盗殺人事件で幇助(ほうじょ)したなどとして実刑判決を受けた。出所後に同社が出版した刑務所に関する本で、事件の概要とともに男性の実名と顔写真を掲載された。精神的苦痛を受けたとして、出版元の竹書房(東京)に220万円の損害賠償を求めた訴訟。 |
結 果 |
33万円の支払いを命じた。 |
理 由 |
服役後長く経過し、一市民として新たな人間関係を築いていた。本で男性の前科を知り、交流を絶つ人もいた。前科を公表する社会的な意義はなかった |
出 典 |
朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/national/update/1210/TKY201212100384.html |
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